OpenType

OpenTypeフォントは、AdobeSystems社とMicrosoft社が共同で開発した「次世代のフォントフォーマット」で、PostScript Type1フォントやTrueTypeフォントを含むことができるUnicodeに基づいたフォント形式です。
MacintoshとWindows間のクロスプラットフォームが実現できるうえ、大幅に拡張された文字数で印刷、書籍、ビジネス書類などDTPでの表現の幅がさらに広がります。
フォントワークスのOpenTypeフォントは、標準書体として人気の高いクラシックシリーズ29書体をリリース。Macintosh版・Windows版それぞれのOSに対応したシングルフォントパッケージをご用意しています。

CID

OCFフォントの後継フォーマットとして、これまで以上の拡張性をもたせることを目的に、2バイト文字のために開発された新しいファイル形式のPostScript Type1フォントが登場。OCFフォントに比べファイル構造がシンプルで、フォントデータそのものが組版機能などの特長を持つ。正式名称は、「Character IDentifier Keyed Font Format」。搭載文字数はOCFフォントに比べ、2,000文字ほど拡張した約9,000文字程度。文字セットはAdobe-Japan1-2に準拠。組版に関するメリットとして、対応アプリケーションによる「文字詰め機能」・「字体切り換え機能」、そしてPDFファイルへの「フォントエンベッドの機能」が付加された。1993年にアドビシステムズ社よりその技術が公開され、ほとんどのフォントメーカー各社が統一規格(sfnt形式)のCIDフォントを開発できるようになった。

一部メーカーでは、「文字詰め」や「字体切り換え」機能に対応していないものもある。(=Naked CIDと呼ばれる)

OCF

DTPの黎明期に日本のDTPプリプレス市場に初めて登場したPostScript Type1フォント。正式名称は、「Original Composite Font Format」。1バイトの欧文フォント作成のために開発された技術を応用して2バイトの日本語フォントを開発。多くのフォントメーカーよりOCF形式のフォントが次々とリリースされ、Macintosh DTPの標準フォントフォーマットとなる。搭載文字数は約7,000文字程度(JIS第1・第2水準に準拠)。ただしファイル構造がかなり複雑で拡張性に乏しいため、旧字体や異体字などの“外字”が足りないという大きな課題があり、ユーザー自身が作字したり外字フォントを別途購入することなどで対応。

2000年でほとんどのフォントメーカーがその販売およびサポートを終了。

各フォーマットの比較

 OpenTypeCIDOCF
正式名称OpenType FontCharacter ID-keyed FontOriginal Composite Font
書体名
  • FOT-グレコ M(Std仕様)
  • FOT-ロダンPro M(Pro仕様)
  • FOT-ロダンProN M(ProN仕様)
  • FOT-筑紫明朝Pr5 M(Pr5仕様)
  • FOT-筑紫明朝Pr5N M(Pr5N仕様)
  • FOT-筑紫明朝Pr6 M(Pr6仕様)
  • FOT-筑紫明朝Pr6N M(Pr6N仕様)
FW-ロダンCID-MロダンPlus-M
文字セット
  • Adobe-Japan 1-3(Std仕様)
  • Adobe-Japan 1-4(Pro/ProN仕様)
  • Adobe-Japan 1-5(Pr5/Pr5N仕様)
  • Adobe-Japan 1-6(Pr6/Pr6N仕様)
Adobe-Japan 1-2JIS第1・第2水準
収録文字数
(キャラクター数)
  • 9,354文字(Std仕様)
  • 15,444文字(Pro仕様)
  • 15,525文字(ProN仕様)
  • 20,317文字(Pr5仕様)
  • 20,327文字(Pr5N仕様)
  • 23,058文字(Pr6仕様)
  • 23,058文字(Pr6N仕様)
8,720文字8,545文字
フォントワークス外字
718文字含む
フォントの機能/特長
  • 文字のアウトライン化
  • 文字詰め
  • 字体切り換え
  • ルビ文字、2分/3分/4分数字
  • PDFへのフォント埋め込み
  • ダイナミックダウンロードによる出力
  • Mac/Winクロスプラットフォーム
  • 文字のアウトライン化
  • 文字詰め
  • 異体字切り換え
  • PDFへのフォント埋め込み
文字のアウトライン化