フォントワークス株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長CEO:原田 愛、以下「フォントワークス」)は、株式会社昭和書体(本社:鹿児島県薩摩郡、代表取締役:坂口 太樹)と協業、同社の毛筆書体を、年間定額制フォントサービス「LETS」をはじめとした各種サービスでのご提供が決定しましたことをお知らせします。
追記情報-提供開始日決定!
提供開始時期は以下の通りです。
■年間定額制フォントサービス「LETS」会員向けに20書体を追加(追加費用無料)・・・2019年5月28日(火)
■年間定額制フォントサービス「昭和書体LETS」のサービス開始 ・・・2019年5月28日(火)
■セレクトフォントサービス「mojimo」に新パックとして「mojimo-fude」のサービス開始 ・・・2019年6月17日(月)
また、下記の<製品概要>に、提供書体の書体見本を掲載しています。
提供サービスについて
■年間定額制フォントサービス「LETS」会員向けに20書体を追加(追加費用無料)
■年間定額制フォントサービス「昭和書体LETS」のサービス開始
■セレクトフォントサービス「mojimo」に新パックとして「mojimo-fude」のサービス開始
昭和書体さまより
昭和書体の毛筆書体
筆文字書体とか毛筆書体という言葉はいつから使われるようになったのでしょうか。
私共、昭和書体が思うに、フォントという概念が生まれたときは筆文字書体とか毛筆書体という言葉はまだ存在していなかったのではないかと思います。
つまりは、フォントと言えば活字体であり、一般の方々が美しい字面を求めたときに必要とされたものは、きっちりとした活字体だったのだろうと思います。その後数十年が経過し市場では様々なキャラクタが生まれ、美しい活字によって作られた書籍や商業アイテムが溢れて来ました。
すると古から日本の文化として息づいていた、毛筆による柔らかくも力強い書体にどこか新しい感覚を覚えるようになって来たのです。
弊社も前職で看板製造をしていた時は、ゴシック体や明朝体などから始まり、個性ある作品を創造することにこだわりを求めると、どうしても何処かに毛筆書体のデザインを採用していた事を思い出します。それはきっちりとした活字体の中に、柔軟さを持ち、時には力強いイメージの毛筆書体を加えることにより商品の味わいが深くなる事を、肌で感じていたのだろうと思います。
「昭和書体LETS」は様々なクリエイターの皆様が、素晴らしい作品という料理を創り上げるための素材として彩り、時には隠し味として力になれると思っています。
それが昭和書体の毛筆書体です。
昭和書体 坂口 太樹様より
フォント業界に新しい風を吹き続けるフォントワークスと提携することで、昭和書体としては数々のデザイナー様やサインクリエーターの皆様に、これまでにない独自の風と言える毛筆の世界観をお送りできることを光栄に思います。フォントワークスのLETSサブスクリプションサービスにより、昭和書体の独特な風は日本のデザイン界に、より深く、より新しいフォントワールドを提供することとなるでしょう。
タイトル:藤原竜也の一回道
使用フォント:豪龍
タイトル:TBS日曜劇場『陸王』
使用フォント:昭和寄席文字
タイトル:ましろのおと
使用フォント:白龍
タイトル:大口酒造 永禄二歳
使用フォント:龍神
タイトル:成田市×歌舞伎 PR動画
使用フォント:闘龍
タイトル:討鬼伝
使用フォント:闘龍、昭和楷書
製品概要「LETS」
LETSのデザインクラブに昭和楷書、銀龍をはじめとした20書体が仲間入り!
※LETS会員の方は、追加費用無しでご使用いただけます。
※それぞれの書体によって収録文字数が異なります。
書体見本は一律の文字見本にて掲載しており、書体によっては一部表示されていない文字があります。
製品概要「昭和書体LETS」(NEW)
名称 | 昭和書体LETS |
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価格 | 年間定額制 12,000円 / 1PC / 1年間 (税別) |
提供書体 | 昭和楷書、闘龍、バサころなど69書体 (OpenType/TrueType) |
使用許諾 | LETSに準拠 |
商品種別 | 昭和書体LETS ゲーム・アプリ昭和書体LETS拡張ライセンス 教育機関向けLETS 公共団体向けLETS ASPサーバ対応LETS |
※それぞれの書体によって収録文字数が異なります。
書体見本は一律の文字見本にて掲載しており、書体によっては一部表示されていない文字があります。
製品概要「mojimo-fude」(NEW)
名称 | mojimo-fude |
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価格 | 年間定額制 4,000円 / 1PC / 1年間 (税別) |
提供書体 | 栄泉楷書、昭和ひげ文字、バサころなど10書体(OpenType) |
使用許諾 | 商用利用可能 個人・法人問わず1ライセンスのみご契約が可能 ※ゲーム・アプリ・動画共有サービスでのご利用が可能 |
※それぞれの書体によって収録文字数が異なります。
書体見本は一律の文字見本にて掲載しており、書体によっては一部表示されていない文字があります。
セレクトフォントサービス「mojimo」とは
「mojimo」は、フォントワークスが提案する、フォントの新しいサービスです。 「ちょうどいい文字を、ちょうどいい価格で」をコンセプトに、特定の用途ごとに最適な書体・最適な価格を実現しました。
「mojimo」は、用途にフィーチャーしたパックをはじめ、他社とのコラボレーションパックのご提供など、単なるフォント提供サービスを超えたフォントのプラットフォームとして、よりたくさんの方へフォントをご使用いただける環境をご提供しております。
2018年3月のリリース以降、すでに7つのパックを展開しており、第一弾となった同人誌制作ユーザー向けの「mojimo-manga」や、インディーゲーム クリエイター向けの「mojimo-game」、YouTuberなどの動画制作者向けの「mojimo-live」などが提供されています。