2020年秋頃リリース予定の「LETS」新書体についてご紹介します。
筑紫書体シリーズより「筑紫アンティークA/B/C丸ゴシック」をはじめ、中国の清王朝の乾隆帝に愛された隷書体が現代に蘇るリニューアルプロジェクトとして、邵 漢儀氏が作成した書体「清御隷書体」、その他手書き風のキャッチ系書体をリリースします。
2020年の秋の新書体も、どうぞお楽しみに!
※書体は全て開発中のため、提供時期や書体名など変更になる可能性があります。
筑紫アンティークA/B/C丸ゴシック(2020年9月リリース予定)
<筑紫書体シリーズ>
・筑紫アンティークA丸ゴシック-B [Std]
・筑紫アンティークB丸ゴシック-B [Std]
・筑紫アンティークC丸ゴシック-B [Std]
「筑紫アンティーク丸ゴシック」は、筑紫アンティーク明朝の丸ゴシック版です。 従来には見られない狭いフトコロスタイルは、丸ゴシックに自然な文字らしさが宿ります。 大きくデザインされたラウンドコーナーは従来には無かった穏やかな柔らかさが加わりました。 今までの丸ゴシック体では表現できなかった知性、情緒、風情が美しい骨格とともに丸ゴシックで表現できます。
仮名はA標準タイプ、B手書きタイプ、C毛筆タイプがあります。
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清御隷書体(2020年秋から冬リリース予定)
<デザインクラブシリーズ>
・清御隷書体-R [Std]
「清御隷書体」は、「中国の清王朝の乾隆帝に愛された隷書体が現代に蘇るリニューアルプロジェクト」として作成した、現代的な感性を取り入れたモダンな隸書体です。特徴は、筆力は柔らかで波磔(横画のうねり)は力強く、穏やかな書風の中に華やかな筆意を感じられます。端正かつ柔軟な字画エレメントの中で、シャープな左右ハライが快適なリズムを生み出せます。伝統的な筆文字には見られなかった活字的なレターバランスを意識し、隸書体の扁平さを維持し、バランス良い扁平の四角い枠の中に納まるように特に工夫を凝らしました。
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手書き風キャッチ書体(2020年秋から冬リリース予定)
<キャッチシリーズ>
・手書き風キャッチ書体(名称未定)
サインペンによる手書きスタイルで、上部が少し右に傾いた、ハッピーで爽やかな印象を与える書体です。コミック、アニメ、招待状、レイアウトデザインなどに最適です。
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