「可読性に優れ勢いと優雅さを兼ね備えた」
タイプデザイナーの金井和夫氏の普段使いの文字をベースとした、明朝・行書・楷書の複雑なフォルムイメージを持っています。最細ウェイト「L(ライト)」から最太ウェイト「U(ウルトラ)」までの、合計8ウェイトで構成されています。また、オールドなイメージを残しつつも、その概念にとらわれず大仮名に設計してあるので、近代的な組版にも対応するマルチな性格を備えています。
筆致に勢いがあり、その勢いを活かしながら流麗にリズムを刻むプロポーション。見出し書体として十分なインパクトを与えることができるほか、本文書体としても利用が可能なそのフォルムは、可読性に優れつつ、組を行ったときに版面に独特な勢いと優雅さを与えます。