フォントワークス株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長CEO:阿多 親市、以下「フォントワークス」)は、2017年4月3日より、年間定額制フォントサービス「LETS」のオプション「アプリ・ゲームLETS拡張ライセンス」をご契約のお客様を対象とした製品として、フォント軽量化ツール「GlyfPick(グリフピック)」の提供を開始いたします。
GlyfPickは、フォントワークスフォント(OpenTypeFont /TrueTypeFont)のフォントファイルから、使用する文字のみを抽出したフォントファイルを生成するためのユーティリティソフトウェアです。必要な文字(グリフ)のみを収録したフォントファイルを生成することでフォントのファイル容量を大幅に軽量化でき、アプリやゲームなど容量に制約がある環境へのフォントファイルの埋込みに効果を発揮します。
概要
提供開始 | 2017年4月3日(月) |
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価格 | オプションGlyfPick(1~10) 基本契約数1〜10ライセンス:50,000円(税別) オプションGlyfPick(11~) 基本契約数11ライセンス以上:5,000円×台数(税別) 契約形態:LETS基本契約に対するオプション契約 |
JAN | オプションGlyfPick(1~10):4949983007483 オプションGlyfPick(11~):4949983007490 |
仕様 | プログラム動作環境 Mac OS 10.6~ Windows 7~ |
対象フォント | フォントワークスOpenTypeフォント/フォントワークスTrueTypeフォント |
文字指定 テキストファイル形式 |
UTF-8 |
読込可能文字数 | 最大3,000文字 |
特許登録済 | 特許第5438586号 |
賛同文
今回の発表にあたり、ご導入を決定した株式会社カプコン様より、以下の導入コメントをいただいています。
株式会社カプコン
CS第三開発統括 第三開発部 プロジェクト開発室
山添 公雄 様これまで、当社が開発してきた多くのゲームに、フォントワークスさんのフォントを使ってきました。 ゲームで表示するフォントは、画像で使用するケースのほか、ゲームソフト、スマホアプリなど、フォントファイルを埋め込んで表示させる方法もあります。 フォントファイルを埋め込むメリットは、作業効率の向上から時間短縮、拡縮表示の際の劣化も防ぐなど、開発プロジェクトにおいて大きな効果を発揮します。 これまでは、フォントファイルを埋め込む場合、容量制限の問題がありましたが、フォントワークスさんが開発された「GlyfPick」は、そういった悩みを解決し、これからのゲーム開発に必須のツールになることを予感しています。
GlyfPick製品化の背景
フォントワークスでは、年間定額制フォントサービス「LETS」にオプション「アプリ・ゲームLETS拡張ライセンス」を設定しています。このオプション契約を締結することで、アプリやゲームへのフォント組み込みを許諾しており、多くのご支持をいただいています。 しかしながら、搭載するアプリやゲームの容量には制限がある場合も多く、埋め込むフォントの容量が問題となることがありました。一方で、例えば、Adobe-Japan1-4の文字セットを採用するOpenType Pro 仕様の日本語フォントでは、15,444文字が収録されていますが、アプリやゲームのなかでは全ての文字を必要としないこともあります。 フォントワークスでは、そうしたニーズを踏まえ、必要な文字を抽出して埋込みに使用するサブセットフォントを簡単に生成できるツールとして、フォント軽量化ツール「GlyfPick(グリフピック)」をご用意しました。