フォントワークス株式会社は、フラグシップフォントである「筑紫書体シリーズ」において、2017年度グッドデザイン賞を受賞したことをお知らせします。
グッドデザイン賞の受賞については、公式サイトでの公開ならびに、2017年11月1日より、東京ミッドタウンで開催される、受賞展「グッドデザインエキシビション2017(G展)」に出展されます。
グッドデザイン賞とは
グッドデザイン賞は、様々に展開される事象の中から「よいデザイン」を選び、顕彰することを通じ、私たちのくらしを、産業を、そして社会全体を、より豊かなものへと導くことを目的とした公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「総合的なデザインの推奨制度」です。
その母体となったのは、1957年に通商産業省(現経済産業省)によって創設された「グッドデザイン商品選定制度(通称Gマーク制度)」であり、以来約60年にわたって実施されています。その対象はデザインのあらゆる領域にわたり、受賞数は毎年約1,200件、60年間で約44,000件に及んでいます。また、グッドデザイン賞を受賞したデザインには「Gマーク」をつけることが認められます。「Gマーク」は創設以来半世紀以上にわたり、「よいデザイン」の指標として、その役割を果たし続けています。
グッドデザイン賞公式サイト:http://www.g-mark.org
「筑紫書体シリーズ」について
「筑紫書体シリーズ」は、フォントワークスを代表するフラグシップフォントです。明朝体・ゴシック体・丸ゴシック体・見出し書体・新聞書体まで、豊富なラインナップで提供しています。
「筑紫書体シリーズ」の最大の特徴は、金属活字の滲みを再現しながら新しさを取り入れたデザイン、そして、均質的ではなく文字本来の形をいかした字形デザインが、「懐かしさ」や「あたたかみ」を生み、見ている方に「郷愁感」を与えます。また、今までの書体デザインの概念を覆すような斬新さが、強烈なインパクトを与え、心をつかみます。
一文字一文字の美しさはもちろん、文字組みした時の、文字同士が呼吸するような美しさは、今までのデジタルフォントとは一線を画します。
紙媒体からデジタルコンテンツまで、どのような媒体に使用しても、「高級感」や「緊張感」を与えてくれる稀有な書体です。
フォントワークスの「筑紫書体シリーズ」は、年間定額制フォントサービス「LETS」でご使用いただけます。
審査委員の評価
筑紫書体シリーズはかつての金属活字のよさにこだわり、それを今の時代に合わせたデザインに昇華させている。明朝体、ゴシック体など豊富なバリエーションを持つ。活字離れと言われているが、本や新聞などの紙媒体だけでなく、デジタルデバイスのモニターなど、文字に触れる機会は多くなっているこの時代に、デザイナーにとって頼れる存在だ。
フォントワークスの「筑紫書体シリーズ」は、年間定額制フォントサービス「LETS」でご使用いただけます。