2019年9月21日(土)に開催の、まどかぴあ市民大学の事業「おとなの楽校」で、社会を豊かにする様々なデザインについて楽しく学べる4講座が実施されます。その中の一つに書体デザイナーの藤田が登壇します。
藤田 重信セッション概要
・言葉の力を最大化する文字作り 筑紫書体(フォント)の開発デザイン
2018年8月にリリースした筑紫ヴィンテージ明朝、そして、開発中の筑紫アンティーク丸ゴシック等が、どのような背景や経緯で書体制作されてきたかをお話します。また、筑紫明朝の制作に着手した1999年当時の秘話や苦労話、その後、豊富なバリエーション展開を進めてきた筑紫書体シリーズの変遷や曲線美のこだわりも解説します。
さらに、Futuraに合うゴシックが欲しいとの声に応えて開発中の筑紫AMゴシック、筑紫楷書(?) 筑紫宋朝(?)などの筑紫書体群も試作中。今後、果たして、どこまで広がっていくのだろうか。など、開発中の裏話も紹介します。
開催概要
イベント名称 | 『まどかぴあ市民大学 おとなの楽校』 |
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開催日時 | 2019年9月21日(土)14:00-15:30 |
会場 | 大野城まどかぴあ 小ホール
福岡県大野城市曙町2-3-1 |
参加費 | 500円(当日800円) |
主催 | 公益財団法人 大野城まどかぴあ |
詳細 | お申込み方法など詳しくはこちら |
登壇者情報
藤田 重信
書体デザイナー
1957年福岡県生まれ。筑陽学園高校デザイン科卒。1975年、写真植字機の株式会社写研文字デザイン部門に入社、1998年、フォントワークス株式会社に入社し筑紫書体ほか数多くの書体開発をする。
「筑紫オールド明朝」「筑紫丸ゴシック」で2010東京TDC賞を受賞。BOOKデザイナー、グラフィックデザイナー必達書体となる。最新の書体、筑紫アンティークシリーズは伝統的な明朝体・ゴシック体に新しい息吹を加えたデザインで、見る者に新鮮な感覚をあたえ、筑紫書体の支持をさらに高めている。
2016年、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演。また 「フォントワークスUDフォント」がIAUDアウォード2016 銀賞を受賞。著書に「文字のデザイン・書体のフシギ」。
「筑紫オールドゴシック-B」「筑紫アンティークゴシック-B」「筑紫アンティーク明朝-L」「筑紫Q明朝-L」「筑紫Aヴィンテージ明朝-R」「筑紫Bヴィンテージ明朝-R」で【東京TDC賞2018タイプデザイン賞】を受賞。
藤田重信のTwitter @Tsukushi55