フォントワークス、株式会社BAKEが運営するブランドRINGOのカスタムフォント「RINGO TYPE BOLD」を開発

プレスリリース

フォントワークス株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長 清水久裕、以下フォントワークス)は、株式会社BAKEの人気ブランドRINGOのカスタムフォントを共同開発いたしました。

RINGO TYPE BOLDについて

RINGOは、株式会社BAKE(本社:東京都港区、以下BAKE)が運営する、焼き立てのカスタードアップルパイで人気の高いブランドです。

RINGO TYPE BOLD(リンゴ・タイプ・ボールド)は、フォントワークスの書体デザイナー、中村勇弥とRINGOのクリエイティブチームが共同で開発した欧文書体です。既存のRINGOのロゴタイプを基に、ブランドデザインの特長である「シンプルかつミニマル」「上質さ」「こだわり」「とっておき」を反映させ、一貫したブランドメッセージを伝えられるように設計されました。

既存のロゴタイプを基に開発された欧文書体RINGO TYPE BOLD。RAPLは海外展開のブランド名

書体の特長

既存のRINGOロゴタイプの特長である太さ、幾何学的な形状、そして極細のスリットや線が書体デザインのベースとなっています。

型破りでポップなデザイン書体でありながら、繊細な視覚調整やスペーシング、カーニング調整を行い、可読性を担保。さらに、ロゴの個性がもっとも色濃く出る A、C、O、V、W には見慣れた形に近いオルタネート(異体字)を用意し、短いフレーズから長めの文章まで、あらゆるテキストでRINGOらしさを表現できます。また、複数のオルタネートのほかに、愛らしい記号、リズミカルな数字も搭載しています。
RINGOのクリエイティブチームと共にアイディアを練り上げ、使いやすさ、遊び心、そしてRINGOらしさを大切にした書体です。

RINGO TYPE BOLD収録文字

株式会社BAKE RINGOクリエイティブチーム コメント

BAKEは「お菓子を、進化させる。」をビジョンに掲げ、常にチャレンジし続けるお菓子の会社です。
RINGOはBAKEのブランドの中でも熱量の高いファンの皆さまに長く愛されているブランドです。
「原材料にこだわり」「手間を惜しまず」「フレッシュな美味しさ」を追求し、工房一体型の店舗で1つ1つこだわりをもって焼き上げております。
中村さんが制作してくださったRINGO TYPE BOLDを通して、RINGOを好きになってくださるお客様がさらに増えたら嬉しいなと思っています!

焼きたてカスタードアップルパイ専門店「RINGO」とは
焼きたてカスタードアップルパイ専門店「RINGO」は、工房一体型をコンセプトに、店舗で焼き上げたできたてのアップルパイをご提供しています。ブランドの根幹である商品の「原材料へのこだわり」「手間を惜しまない」「フレッシュな美味しさ」そのひとつひとつに思いを込め、究極の美味しさを追求いたします。


フォントワークス書体デザイナー 中村 勇弥 コメント
街で見かけたRINGOのロゴに惹かれ、魅力的に映る理由を考えているうちに、ぜひ書体にしたいと思いました。そこから始まり、お話を持ちかけたRINGO TYPE BOLDをBAKEさまに喜んでいただけたこと、そしてこれから実際に使われていくことが本当にうれしいです。おいしく、遊び心満載で、ボールド=大胆な書体を、街やWebで楽しんでください。

プロフィール
早稲田大学文学部卒業。2020年フォントワークスに入社。入社後から藤田重信のもとで築地活版製造所の明朝体復刻プロジェクトや企業のカスタムフォント制作に携わる。


今後の展開

この書体を用いたデザインは、2024年12月より各所にて導入を開始しております。さらに、今後店舗ディスプレイなどで使用される予定となっています。
また、当書体のプロジェクトがどのようにしてスタートしたか、制作背景などをTHE BAKE MAGAZINEで公開しています。

RINGO TYPE BOLDを使用した店頭ポスター