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2019.03.19

4/21(日)名古屋意匠勉強会ナルホ堂主催「筑紫書体と中村書体」に藤田重信が登壇します

2019年4月21日(日)に 名古屋で開催される、名古屋意匠勉強会ナルホ堂主催にセミナー「 筑紫書体と中村書体」にて、弊社書体デザイナーの藤田重信が登壇し、筑紫書体の制作についてなどをお話しいたします。また、「ゴナ」「ナール」の書体を制作された中村征宏氏とトークセッションを行います。

皆様のお越しをお待ちしております。

 

<セッション概要>

最近のパソコンやスマホの普及で、「フォント」が身近なものとして注目されるようになりました。では、そのフォントは誰がどんな思いで作っているのでしょうか?

本セミナーではアナログ時代・デジタル時代を代表する2人の書体デザイナーを招いて、ここでしか聞けない? 制作秘話などを、お話します。

さらに、「フォントおじさん」として各地でWebフォント普及に勤める、関口浩之さん(ソフトバンクテクノロジー)がWebフォントの最新事情をお話しします。

 

2003年の「筑紫明朝」を皮切りに、次々とシリーズ展開し「筑紫ゴシック」「筑紫アンティーク明朝」「筑紫丸ゴシック」「筑紫ヴィンテージ明朝」等、伝統性と独自のデザイン性を合わせ持つ「筑紫書体シリーズ」を生み出し続けている藤田重信氏。

一方、まだフォントがアナログ(写植)だったころに「ナール」「ゴナ」という、丸ゴシック体・ゴシック体におけるモダン系書体の「決定版」とも言えるフォントを制作し、70年代から90年代までのグラフィックデザインに多大な影響を与えた中村征宏氏。

これらの書体はどれも、小説や漫画、広告・ポスターなどで皆さんが一度は必ず目にしたことのある書体です。書体に精通するデザイナーは「ゴナを超えるモダンゴシック体は未だに出ていない」と口を揃え、筑紫書体は書体に拘りのあるブックデザイナーを中心に多大な評価を得ています。お二人には自身がどのような想いやアイデアで書体を制作したのか、お話していただきます。さらには、これまで実現することのなかった、中村氏と藤田氏のスペシャル対談も開催します!

開催概要

イベント名称 筑紫書体と中村書体
開催日時 2019年4月21日[日] 14:00– 17:20(受付開始 13:30)
会場 国際デザインセンター6F セミナールーム3
(名古屋市中区栄3-18-1)
セッション内容 14:00 – 14:50  筑紫書体の話…藤田 重信
15:00 – 15:50  中村書体「ゴナ」「ナール」を中心に…中村 征宏氏
15:50 – 16:20  Webフォントの最新事情…フォントおじさん・関口浩之氏
16:30 – 17:20  スペシャル対談 中村 征宏氏×藤田 重信
        ※質疑応答コーナーあり
※セミナー修了後,場所を変えて懇親会を行います。
※会場には中村氏の手描きのフォント原字などのミニ展示コーナー設置予定!
参加費 3,000円
詳細・お申込み http://bit.ly/nakamura-fujita
定員 100名(先着順)
主催/協力 [主催]名古屋意匠勉強会ナルホ堂
(そうさす/TIPTOP/ひげラク図絵社)・FONTPLUS
[プロデューサー]関口浩之(フォントおじさん)
[フライヤーデザイン]加納佑輔(そうさす)
[イラスト]安楽雅志(ひげラク図絵社)

中村 征宏氏について

三重県生まれ。看板装飾会社でレタリングを習得し、展示会装飾やテレビドラマのセット作りなどを行う。名古屋テレビ放送でドラマタイトル・ニュースタイトルなどのテロップ担当。その他、広告代理店の版下製作やレイアウト・イラスト制作等を経験。1970年「ナール」で第一回石井賞タイプフェイス・コンテスト1位獲得。タイプフェイスの制作に専念する。写研の写真植字書体の原字デザインを19書体制作する。

2000年より「中村書体室」にてオリジナルフォントの制作・販売を続けている。著書『新技法シリーズ 文字をつくる(美術出版社)』。2019年3月に新作書体「中村ロゴシ74/ロゴゴ94」を発売。

中村征宏さんから、みなさまへのコメント

現在では、「ナール」「ゴナ」という言葉を聞いたことの無い方がほとんどだと思います。これは約45年前の1970‒75年に私が作った書体名です。写真植字機、通称「写植」と呼ばれた文字組機械用書体です。このイベントでは、この書体がなぜ出来たのか、その理由や制作方法について、私の体験に沿ってお話したいと思います。現在のパソコン用デジタルフォント普及の前には、この写植印字が主流でありました。およそ60‒70年間に亘って使用されていたシステムです。今の若い方々には驚くほどアナログであったことを知っていただく機会になるかと思います。お気軽にご参加いただければと願っています。

藤田 重信について

福岡県生まれ。1975年写真植字機の、写研文字デザイン部門に入社、1998年フォントワークスに入社し筑紫書体ほか数多くの書体を開発。「筑紫オールド明朝」「筑紫丸ゴシック」で2010東京TDC 賞を受賞。2016年NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演。また「フォントワークスUDフォント」がIAUDアウォード2016銀賞を受賞。「筑紫オールドゴシック‒B」「筑紫アンティークゴシック‒B」「筑紫アンティーク明朝‒L」「筑紫Q明朝‒L」「筑紫Aヴィンテージ明朝‒R」「筑紫B ヴィンテージ明朝‒R」で【東京TDC賞2018タイプデザイン賞】を受賞。

藤田重信から、みなさまへのコメント

名古屋で筑紫書体のお話しできるのは初めてです。2003年筑紫明朝Lがなぜあの書風で登場したのか? オールドな明朝世界で定番化しつつある筑紫オールド明朝。従来のオーソドックスな世界からはみ出した筑紫アンティーク明朝。そして開発中の筑紫アンティーク丸ゴシックまでお話しさせて頂きます。ぜひ!ご来場待ってます。