#むすびもプロジェクト

Blog

こんにちは。フォントワークスの田尾です。

フォントワークスは、「誰もがスタイルをもつ日常を創りたい」と考えて活動しています。そんな日常を実現するためには、まず、よりよい世界を創っていくことに貢献しなければいけません。
そこで、「持続可能でよりよい世界を目指す」SDGsという地球規模の目標に、当社も取り組むことにしました。 フォントワークスとしてできることとは何か? それを考えながら実行していきます。

SDGsや、それに貢献するためのプロジェクトの発足については、以前の記事で詳しくお話ししました。

フォントワークスとしてできることとは

持続可能な、よりよい世界の実現に向けてフォントワークスができることは、「子どもたちの未来の可能性を少しでも広げる」ことなのではないか。プロジェクトメンバー同士で検討を重ね、1つの答えを導き出しました。
SDGsの考え方を学んだとき、その根底に感じたのは、困っている人を助けたいという思いです。そこに強く共感した私たちは、フォントワークスとして、困っている人を助けるにはどうすればよいのか話し合いました。

これからの未来で活躍していくのは、いまの子どもたちです。
そして、彼らの活躍する未来があってこそ、私たちのつくるフォントも輝くことができます。
情報伝達の役割を超えた、文字(フォント)の可能性を追求していく――フォントワークスがこれまで取り組んできたことを、この先さらに加速させていくためにも、未来で活躍する子どもたちの可能性を広げたい。
そう考えるに至った私たちは、子どもたちを支援することを決めました。

フォントワークスが考える、未来の子どもたち

これまでフォントワークスは、フォントをみなさまに提供し続け、それをさまざまなデザインに活用していただいています。フォントとデザインは切り離せない関係にあると思います。
そこで、私たちは「デザインに関わる子どもたち」を支援することを決めました。子どもたちがよりよい未来をデザインしていくことの、お手伝いをしたいと思っています。

むすびもプロジェクト

そんな折、特定非営利活動法人子どもデザイン教室様とご縁がありました。子どもデザイン教室では、デザインを通して子どもたちの自立を支援する取り組みが行われています。
いろいろな事情を抱えながら施設に通う子どもたちは、デザインを通して自分自身のことを伝えられるようになることを目指し、日々楽しんでレッスンしていると伺いました。そんな子どもたちの状況を知るほど、少しでも子どもたちのレッスンの機会を応援できないかという思いが強くなっていきました。
フォントを提供している会社であるフォントワークスは、子どもデザイン教室様にご協力いただいて、子どもたちを支援できる新しいフォントパックを作りました。シンボルマークや各パックのキャラクターイラストは、子どもデザイン教室に通う子どもたちが作ってくれました。

完成したこのパックをお申し込みいただいた支援の売上は、子どもたちの未来への支援に役立てられます。また、フォントパックの提供フォントは、可読性・視認性・判別性・美感性を兼ね備えたユニバーサルデザイン(UD)フォントです。
提供形態はライセンス形式を採用しました。
フォントをみなさまの作品に使っていただくことで、ユニバーサルな社会と子どもたちのよりよい未来を実現していく。人と人を「やさしい文字」でむすぶプロジェクトが「むすびも」プロジェクトです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
これを読んでくださっているあなたの一歩がよりよい未来に繋がります!


この記事を書いた人

田尾 和喜

フォントワークスでカスタマーサポートを担当しています。お客様に喜んでもらえるようなサービスを目指しております!是非、みなさまからのご意見をお聞かせください!

同じカテゴリーの記事

More

関連記事