この秋いよいよ新書体が登場いたします。今回登場するのは、フォントワークスのフラッグシップフォントである「筑紫シリーズ」から新書体「筑紫Cヴィンテージ明朝」と、手書き風の書体が可愛らしい「てんとう虫」、和やかな雰囲気を生み出す「カッコウ」の3書体です。
上記書体はすべて フォントワークスが展開する「フォントワークスLETS」、「学生向けフォントワークスLETS」にてお使いいただけます。
※リリース前のものは開発中のため、提供時期や書体名など変更になる可能性があります。
「てんとう虫」(2021年9月28日(火)リリース)
秋の新書体第1弾は手書き風の書体が可愛らしい「てんとう虫」が登場いたします。
「てんとう虫」はサインペンでキュッキュッと一画ずつ書かれた手書き風キャッチ書体です。右上がりではっきりと書かれた線と、先端にポチっとした黒い丸が陽気で可愛らしい印象をもたらします。
書籍や、製品フライヤーなど幅広くお使いいただけます。
<キャッチシリーズ>
てんとう虫 Std L
筑紫Cヴィンテージ明朝(2021年10月リリース予定)
第2弾は、「筑紫Cヴィンテージ明朝」をリリースいたします。「筑紫書体」はフォントワークス書体デザイナー・藤田重信が2004年に生み出したフォントワークスのフラッグシップフォントです。
その中でも「筑紫ヴィンテージ明朝」シリーズは、より上質な洗練された書風をイメージした毛筆書きの書体が特長です。
2018年に「Aタイプ」、「Bタイプ」が発表され、今回新たにリリースする「Cタイプ」はシリーズの中でも硬質な書風となります。
「Aタイプ」はなめらかで美しく、「Bタイプ」はダイナミックで躍動感溢れ、そして「Cタイプ」は厳格と気品が溢れます。ウエイトRが醸し出す繊細感と、気品豊かで骨格で見せる意思の強さは強靱なメッセージ性を創出します。ヴィンテージ感がありながら、今の時代感を纏った書体です。
<筑紫書体シリーズ>
筑紫Cヴィンテージ明朝L Pro R/S Pro R
カッコウ(2021年12月リリース予定)
第3弾は、書体デザイナー・グラフィックデザイナーの神田友美氏が制作した新書体「カッコウ」。
「カッコウ」は、フォントワークスLETSにも搭載している神田氏の人気書体「つばめ」のゴシック版の風合いです。字形によって幅広や背高など、大きさが異なり、文章を組むとコロコロとした可愛らしい表情を見せます。和やかに語りかけるような雰囲気は、普段着の生活にぴったりのナチュラルなデザイン書体です。
<デザインクラブシリーズ>
カッコウ Std B
2021年秋の新書体リリーススケジュール
・2021年9月28日(火):てんとう虫 Std L
・2021年10月:筑紫Cヴィンテージ明朝L Pro R/S Pro R
・2021年12月:カッコウ Std B
※OpenTypeフォント / TrueTypeフォントにて提供
今後のリリーススケジュール
2022年3月(予定):筑紫AMゴシック
2022年春(予定):オリジナル欧文書体
※リリーススケジュールは変更になる可能性がございます。
今回追加される新書体は、「フォントワークスLETS」、「学生向けフォントワークスLETS」ご契約の会員さまであれば追加費用なくご利用いただけます。