第18回佐藤敬之輔賞の表彰式に行って来ました

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日本タイポグラフィ協会顕彰「第18回 佐藤敬之輔賞」をフォントワークスが受賞しました。

すでにお知らせに掲載されていますが、受賞理由としては以下となります。

1993年に設立されたフォントワークス。デザインワークスタイルの転換が進む中、それに呼応するように「ロダン」や「マティス」などの書体提供を開始。写真植字からデジタルへと移りゆく過渡期のグラフィックデザインを支えてきました。

2002年には書体提供の新しい方法として年間定額制サービス 「LETS(Leading Edge Type Solution)」をスタート。そのシステムは今や業界標準となり、国内外の多くのファウンダリーが加わる大きなものとなっています。

また、印刷媒体への多様なメディア・コンテンツへの積極的な展開、コミックなど特定用途向けに書体をセレクトして提供する「mojimo」など、幅広い視点・柔軟な姿勢で書体を提供する試みは、デザイナーのみならず一般の方々とも書体を広く結びつける役割を果たすものになっていると思われます。

文字という人類共通の財産を時代にふさわしいコミュニケーションの素材として展開し続けるその姿勢から協会顕彰に値するとして受賞対象となりました。

企業姿勢、これまでの取り組みを評価いただき、大変光栄で、フォントワークスで働くメンバーとしてとても勇気づけられました。

表彰式に行って来ました!

2019年4月19日、東京の御茶ノ水にあるワテラスコモンホールで、その表彰式があり、私も撮影係として参加させていただきました。

表彰式って響きですでにドキドキ・・・(自分がスピーチするわけではないのに)。

でも、ワクワクしながら会場に向かいました。

まずは、日本タイポグラフィ年鑑2019受賞者の発表。

グランプリは『九州ロゴマーク VI』の茂村 巨利さん、学生賞グランプリは『夢十夜』の谷口 美郷さん(大阪芸術大学)。

九州ロゴマーク、そして、福岡に本社があるフォントワークス。なんと、九州つながり!うれしいですね。



そして、第18回佐藤敬之輔賞の表彰式へ。

個人での受賞者、羽良多 平吉さんに続き、企業・団体部門でフォントワークスが表彰されました。

表彰式で、『日本タイポグラフィ年鑑2019』(パイ インターナショナル発行)をいただきました。4ページに渡って、フォントワークスに関する内容が特集されています。その後に「選考記録」が掲載されているのですが、大変興味深く読ませていただきました。

また、貴重な『佐藤敬之輔記念誌』もいただきました。ありがとうございます!

フォントワークスはこれからもフォントの未来と可能性を拓いていきます。

引き続き、フォントワークスにご期待ください!

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