【事例】サントリー社製品「オランジーナ」専用フォント

お知らせ

フォントワークス株式会社は、サントリーホールディングス株式会社の製品「オランジーナ」専用の和文フォントを制作、また、欧文についてはオランジーナオリジナル書体のフォント化を行いました。

制作のポイントやご使用いただいている場面など、フォントワークスフォントの使用事例としてご紹介します。

オランジーナ専用和文フォントの制作と欧文書体のフォントデータ化

サントリー社よりいただいたご依頼の内容としては、「オランジーナ欧文フォントのデザインにあった和文フォントの制作」でした。「オランジーナ」のロゴやパッケージに記載されている年代などの欧文については、タイポグラファーにてデザインされた書体ですでに決定している中で、フォントワークスは、その欧文書体のフォントデータ化と、Webサイトなどに説明書きとして記載するための和文フォントの制作の2点でご相談をいただきました。

オランジーナ専用和文フォント制作のポイント

和文フォント制作のポイントは、文字のアウトラインをぼこぼこさせたようなデザインの欧文書体にあうように、「UD角ゴC70Pro-B」を一律でぼこぼこさせる処理を施したのち、さらに、「かな」と頻出の漢字など特に使用頻度が高い文字については、さらに欧文書体のデザインとあうように、一字一字に特別な処理を施しています。

ベースのフォントは、「UD角ゴC70Pro-B」を採用しました。 「UD角ゴC70Pro-B」は、フォントワークス のUDフォントです。限られたスペースの中で多くの文字情報を美しく、かつ読みやすく表示させるために「UD角ゴ_ラージ」を長体80%70%60%にデザイン。面積が狭いスペースに各種詳細表示などを行う際に、最適な書体です。

使用箇所について

Webサイトなどにご使用いただいています。

フォントワークスUDフォントについて

フォントワークスUDフォントは、「より読みやすい・より見やすい・より伝えやすい」文字であることを目的としてデザインした書体です。ラインナップとして明朝体、角ゴシック体、丸ゴシック体、角ゴシック体のコンデンス(長体)を取り揃えています。

2015年に九州大学と共同研究で行なった比較実験では、[可読性][視認性][判別性]で高い評価を得ています。また、一般社団法人国際ユニヴァーサルデザイン協議会(IAUD)が実施する、IAUDアウォードを受賞

本件に関するお問い合わせ

フォントワークス株式会社
セールス&マーケティング部 マーケティンググループ
E-MAIL:info@fontworks.co.jp