こんにちは、広報担当の福島です。
6月3日(月)、書体デザイナーの藤田(@Tsukushi55)が、広島県にある尾道市立大学芸術文化学部の学生さんに向けて、フォントに関する講義を行う、ということで、お供をして来ました。
尾道市立大学は、広島県尾道市にキャンパスを構える公立大学。
芸術文化学部には、日本画・油画を学ぶ美術学科と日本文学の研究家・作家などを目指すために学ぶ日本文学科の2つのコースで成り立っており、今回は、その両方の学生さんが授業に参加されました。
博多駅から新幹線で出発。道中もPCを開いて、最後の準備を。
新幹線車内での気付き。
— 藤田重信 (@Tsukushi55) 2019年6月3日
トンネル内と外では車内の明るさが変わりMacBookはそれに合わせて自動で明るさを最適にしようとしているようだ! pic.twitter.com/IeOgI7q8xe
そうこうしてる間に新尾道駅に到着。博多駅から2.5時間ほどかかりました。
車で学校に向かいましたが、道中は山を越えるため、最初はどこに連れてかれるのか、、、少し怯えていましたが、無事に尾道市立大学に到着!
とてものどかな雰囲気のキャンパスで、校舎がキレイ!静かで穏やかで勉強に集中できそう!!
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筑紫書体に触れるワークと講義
さて、14:50〜授業開始。大学なので90分の講義です。
まずは、冒頭10分で、簡単なワークに取り組んでいただきました。藤田が準備した紙の資料に、各社の様々なフォントで組んだ、小説の本文組みを用意しており、それをまずは5分間しっかり見比べていただく。A-Gタイプのどれが好きか、またはあまり好きではないかを尋ねる内容です。
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まじまじと資料を見入る学生さん。
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隣の人と、「何が好き?どこが好き?」と話しながら選んでくださっている生徒さんもいましたが、結果はうれしいことに、筑紫明朝を好きって言ってくださる人が多数!
そして、筑紫があまり好きではないという方はゼロ!!藤田もとってもうれしそうな表情で序盤がスタートしました。
そのあとは、皆さんが好きだと言ってくださった、筑紫書体のお話に。
金属活字、写真植字、デジタルフォントの変遷のお話から、筑紫書体が金属活字の滲みを再現しながら新しさを取り入れた点などを解説。特に美術学科の学生さんは、フォントにも親しみがあるのか、講義を真剣に聞いてくださっています。
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筑紫書体のひらがな・カタカナのデザインの、細部へのこだわりなどをご説明。
ふむふむ、、、筑紫明朝のひらがなのストロークは、「地」に短い面積で接しているのか、、、。
また、かなは、1-2度右上がりになるようデザイン。ふむふむ、、、
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筑紫書体は、活字歴史上、「未知」なる新たな領域へとデザインは進行中。
明朝体で、新しさを発明するのはなかなか難しいこと。それを藤田はやってのけようとしているのですね!
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そして、筑紫書体を語る上で欠かせない、フトコロの話。
漢字そのものが持っている形の美しさをそのままに、金属活字時代のインクが濃く香り立つページに遭遇した時のような風情が特徴。漢字のキュッと絞った狭いフトコロや左右ハライの伸びやかさが特徴で、文字固有の形・骨格を生かしたデザインにしてします。
だからこそ、文字組みすると、呼吸をしながら読める、それぐらい伸びやかな書体です。
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と、そんな具合に講義は進み、あっという間に90分経ち、お時間となりました。
美術や日本文学を学ばれている学生さんに、書体の変遷や筑紫書体のこと、などなどをお伝えできる貴重なお時間となりました。
充実感を抱きつつ、帰り道には、お土産にもみじ饅頭や尾道ラーメンを買って帰りました。
美味しかった!
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