セイコークロック社とクロック専用UDフォントを共同で開発し、同社製品「教室の時計」に採用

サービス・製品

フォントワークス株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長CEO:原田 愛、以下「フォントワークス」)と、セイコークロック株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:萩原健二、以下、「セイコークロック」)はクロック専用のUDフォントを共同で開発し、同フォントを2017年11月24日発売予定のセイコークロック製品「教室の時計」3機種について、採用いただきましたことをお知らせ致します。

 

 

 

UDフォント共同開発の経緯

 

 

セイコークロック固有のクロック用書体が開発から数十年経過した中で、新製品「教室の時計」を販売するにあたり、可読性や判読性を重視しながら、今の時代に即したデザイン性にアップデートを図るため、フォントワークスに依頼。共同開発にてクロック専用のUDフォントを作成しました。

UDフォントのデザイン設計について

シルエットの似た、誤読しやすい「3」「6」「8」「9」をメインに、セイコークロックのオリジナルフォントの形状を残しつつ、UD(ユニバーサルデザイン)仕様に数字デザインを設計しました。

 

 

 

 

セイコークロック「教室の時計」について

「教室の時計」は、教室内のどこから見ても時刻が正確に視認できる掛時計をコンセプトに、針のカタチ、目盛の大きさ、数字の書体を吟味し、視認性を極限まで高めています。

<教室の時計こだわりポイント>

「みんなが集まる場所で、みんなが同じ時刻を。」

▼あらゆる角度から

針と目盛の高さのズレを解消する文字板構造により、どの角度からでも正確に視認できます。

▼UDフォントを開発

判読性を追求した(クロック専用)UDフォントをフォントワークス株式会社と共同開発。

 

製品についての詳しい情報は、セイコークロック公式サイトをご覧ください。

 

 

フォントワークスUDフォントについて

フォントワークスUDフォントは、「より読みやすい・より見やすい・より伝えやすい」文字であることを目的としてデザインした書体です。ラインナップとして明朝体、角ゴシック体、丸ゴシック体、角ゴシック体のコンデンス(長体)を取り揃えています。

2015年に九州大学と共同研究で行なった比較実験では、[可読性][視認性][判別性]で高い評価を得ています。また、一般社団法人国際ユニヴァーサルデザイン協議会(IAUD)が実施する、IAUDアウォードを受賞

フォントワークスUD書体の書体見本はこちら

本件に関するお問い合わせ

フォントワークス株式会社

営業部 マーケティンググループ

E-MAIL:info@fontworks.co.jp